【PS4版】サイバーパンク2077の感想
サイバーパンク2077をプレイしました。
発売当初は買おうか悩んでいて、ゲーム実況を見て自分でプレイすると
面白そうだと思い、購入しました。
結論から言うと、面白かったです。
エラー落ちやバグ、投資家に対する情報の問題などネガティブな話題が
取り沙汰されやすいようですが、ゲームの内容は面白かったと思います。
ここまで確立された独特で未来的な荒廃した世界で、
操作性もそこそこに良く自由度も幅広い、というのは貴重だと思います。
私としてはこういう世界観は大好きですので、ぜひまた作っていただけたら、
と思いました。
世界観が嫌いでない人には、とことん刺さるゲームです。
キャラメイク
私がキャラメイクした、主人公のV（ヴィー）です。
顔のパーツを間違えたので少し老けていますが…汗
キャラクリエイトはこの作品に合った派手な髪色や思い切りの良いメイクが多く、
作れるキャラクターの幅が広いわけではありませんが、
なかなか斬新で面白かったです。
Vという名前の意味は明かされませんでしたが、ストーリーを考慮すると
「Vフォー・ヴェンデッタ」のVと同じ意味なのでしょうか…。
Vの服がおかしなことになってますが、気にしないでください笑。
ナイトシティの風景、キャラクター
なんと言っても、ナイトシティの作り込みが凄いです。
ナイトシティは複数のエリアに分かれていますが、
どこを切り取っても絵になりますし、一つ一つのエリアに特徴があって
その背景を想像しながら歩くことが楽しいです。
新しいエリアに行くだけでわくわくして、街を細部までじっくり見たくなります。
車やバイクもパンキッシュなものが多く、私は車に詳しくはありませんが
思わず欲しくなるような格好良いデザインのものもありました。
登場キャラクターについても賛否あるようですが、
私は、ナイトシティの企業からの抑圧的な状況を示しているような、
リアルなキャラクターが多いと思いました。
自分がどうやって生き残っていくか、またはのし上がっていくかを
それぞれのキャラクターが現実的に考えていたという印象です。
考え方が現実社会に当てはまるような部分もあり、
ゲームらしくなくてつまらないと思う方もいるかもしれません。
ただ、キャラクター達がナイトシティの現状を
より浮き彫りにしているように感じられたので、私にとっては魅力的でした。
サイバーパンク2077で私が一番好きだった、ジュディです。
裏切りが多く、弱肉強食であるナイトシティで
自分の考え方をしっかり持って行動する姿は格好良かったです。
ジュディとのエピソードは印象深く、少し感動的でもあります。
戦闘
バトルシステムについても、面白かったです。
敵キャラクターが時々挙動不審になることはありますが笑、
銃を撃って敵を倒す以外の手段（クイックハック等）があるおかげで
戦闘が単調になりづらく、多様性が感じられて面白かったです。
銃以外にも刀やベースボールバット等のいかつい近接武器もあります。
とはいえ、最強武器はやっぱりショットガンとスナイパーライフルだと
思います…笑
サイドジョブ
サイドジョブに関しても、一部おつかいのようなジョブはあるものの
関与するキャラクターの人となりやストーリー、戦闘の仕方が凝っている、
やり甲斐があるジョブもちらほらありました。
音楽
戦闘中のBGMや、移動中のラジオの曲も全体的に洒落ていて格好良かったです。
フォトモード
それから今回、ブログ用に初めてフォトモードを使用したのですが
思ったより凝った作りで驚きました。
サイバーパンク2077の美しい風景をスクリーンショットに収めたい時には
試しに使ってみてください。
バグ、エラー落ちについて
ちなみに全クリアするまでに、サイドジョブの進行不能バグが2回ありました。
（2020年12月時点）
エラー落ちもありましたが、オートセーブが頻繁に行われていましたし、
こまめに手動セーブもしていたのでほとんどストレスにはなりませんでした。
が、進行不能バグに関してはジョブの結末がわからず残念だったので、
今後のパッチに期待したいと思います。
画面酔いについて
始めた時に少し苦戦したところなので書いておきますが、
設定→ゲームプレイ→追加のカメラモーション：オフにすると
画面酔いがだいぶ軽減されたように思います。
（個人差はあると思いますが）
デフォルトはオンですが、このままだと浮遊感がすごいです。
※ここから下、ネタバレです。
少し残念だったのは、ほとんどのサイドジョブが
メインストーリーに関与しなかったことと、ストーリーが
すっきり終わっていないように感じたことです。
ゲーム自体は本当に面白いので、この二点は残念でした。
もっとも、開発者のコメントによると予定よりも開発期間が短かったようなので、
今後発売予定のDLCで回収してくれることを願っています。
今回はここで終わります。
ご一読いただきありがとうございました。
