椎名うみさんの漫画の感想
崖際のワルツ
表紙が印象的で、不思議な魅力があります。
私は「青野くんに触りたいから死にたい」から読んだので
思ったよりもホラー要素が少ない気がして、そこは残念でしたが
メインキャラクターのひた向きな良心は健在でした。
様々な事情で環境に馴染めないキャラクターたちが、紆余曲折を経て
自分の居場所を見付けていくストーリーです。
何より、キャラクターの表情の熱量には目を惹かれます。
少しの不気味さと雰囲気の独特さ、そして何よりも固い友情があって
読後は前向きな気持ちになれる漫画ばかりの短編集です。
青野くんに触りたいから死にたい(1~7巻)
青野くんに触りたいから死にたい(1) (アフタヌーンコミックス)
2021年3月7日時点で、1巻は無料で読めます。
そこまで怖い漫画ではないだろうと思って読み始めましたが、ちゃんと怖いです。笑
序盤のつかみ部分が独特で、思わず笑ってしまいつつも
この話は一体どうなるんだ?と続きが気になるような、風変わりなストーリーです。
会話のやり取りや雰囲気の独特さも類を見ないので、読んでいてクセになります。
日常で起こる怪奇現象の描写や、なにげない1コマに人影が映り込んでいるなど、
随所に工夫が凝らされています。
怪奇現象にもちゃんと法則があり、ただただ怖い出来事が
起きているだけではないという部分も好感が持てます。
また、ストーリー内には様々な伏線が張り巡らされており、
考察をしているサイトも多いようです。
サイトを見なくても、色々と想像が膨らむので読んでいて楽しいです。
私がこの漫画で一番好きなところは、メインキャラクターに優しい人が多い
ことです。
とにかくみんながひたむきにお互いのことを考えているけれど、
それまでの経験や考え方の違いですれ違いが起きてしまう、ということが多いです。
様々なすれ違いを乗り越えて怪奇現象に立ち向かい、キャラクターが
ちゃんと成長していくので、それぞれのキャラクターにしっかりと愛着が持てます。
ちなみに、2021年3月8日時点で最新巻である7巻では「四ツ首様編」が完結するので
話のきりはそこそこに良いです(もちろん全てが解決したわけではないですが)。
※ここから下、ネタバレです。
とりあえずきりが良いので7巻までの感想を書きましたが、
7巻の感想は、ちょっとラブラブなシーンが多かったかな…?という印象です。
ホラー漫画というよりも恋愛のくだりが長い印象だったので、そこは少し残念でした。
今回はここで終わります。
ご一読いただきありがとうございました。
【PC版】【α19】7 Days to Die#3 21日目
15日目~20日目
自転車も作れたので砂漠方面に少し遠出して、ポップな看板を見付けました。
セメント取り放題です。嬉しい。
新しいトレーダーの元へ向かうクエストが出現したので、やってみました。
ティア2のクエストということで報酬も良くなり、嬉しいです。
しかし雰囲気重視なのか、ジェンのトレーダーハウスよりも
耐久性に欠ける気がします笑
そもそも攻撃が無効なので関係はないですが…。
新しいトレーダー、ヒューです。いかにも山小屋の人っぽくて良いです。
とはいえジェンのクエストもティア2になっていたので、よほどのことがない限り
ここに来る理由はないです笑。クマやクーガーが多くて危険ですし。
住宅街らしき場所も見つけました。景観が良いです。
付近に病院があったのですが、地雷で死んでしまい、探索は後日となったので
全体のスクリーンショットも含めて次回の記事に載せようと思います。
7dtdには凝った建造物が多いので、遠出できると色々な物が見られて
さらに楽しいです。
21日目
前回のこともあったので、拠点を少し強固にしてみました。
トレーダーハウスでたまたま売っていたロボット砲台と、発電バンクと
ダーツトラップも用意しました。
(のちに判明したことですが、ダーツトラップはなぜか作動していませんでした。
通電はしていたので弾薬をロックしていなかったのか、確認しないとわかりませんが)
外壁の周りには1個ずつブリキ地雷を置いています。
それから、プレイヤーブロックダメージを変更して、壁が出っ張っていた部分を
平坦にしました。今の設定だと150%ですが、改築が楽になったのでかなり快適です。
とりあえず、ゾンビがジャンプすることも考慮して、壁は三段目まで
コンクリートにしました。
それからドア周辺がどうしても貧弱になってしまうので、
直前にコンクリートブロックでふさぎました。
そんなわけで、三回目のブラッドムーンホードです。
今回で初めてわかったのですが…ゾンビって、タワー状に重なるんですね。
はたから見るとどうぶつタワーみたいです笑。
ジャンプだけの割には、やけに高い位置の壁が壊されていた理由が
やっとわかりました。
今回はそこまで苦労することなく、無事に乗り切れました。
4時を過ぎてもラッシュが続くほど大量だったので、途中で何度か弾が切れて
武器を変えたぐらいです。
初の警官ゾンビにも会いましたが、上から見ていると遠距離攻撃に当たるので
強いというより鬱陶しい印象です笑。
今回はとにかく、量が多かったです。これ以上どうするの?ってぐらい笑。
今後は多少のゾンビの種類の追加と、攻撃力が上がるぐらいなのでしょうか…。
とはいえ上から攻めてくる種類のゾンビが増えたら、拠点については
また考え直す必要がありますが。
あとは自転車が作れて遠出をしやすくなったので、探索が楽しいです。
ただ、7dtdの場合だと寝袋が複数個置けないので、万一死んだ場合に
所持品の回収が面倒なのは変わりません。
以前は複数個設置できたようですが…探索が気軽にできないので
できれば戻してほしいところです汗。
今回はここで終わります。
ご一読いただきありがとうございました。
【PC版】Obductionの感想
Obductionをプレイしました。
小学生の頃に親と「MYST」をプレイしていて(「RIVEN」は未プレイです)
雰囲気が好きだったので買ってみたのですが、結論から言うと、
うーん…私にとってはいまいちでした。
なるべく気を付けていますが、話の都合上、
「雰囲気」と「謎解き」には少しだけネタバレが含まれています。
日本語化、その他の設定
steamには「日本語はサポートされていません」と表示されていますが、
ライブラリ→ゲームを右クリック→プロパティ→ローカルファイル→参照→
Content→Localzation→Languagesを開いて
{
"LanguageID": "jp",
"LanguageName" : "Japanese",
"DisplayName": "日本語"
}
を追加、という手順で日本語が選択できるようになります。(2021年3月10日時点)
一部のメモは表示されないのでストーリーを理解するには少し不便ですが、
謎解きに支障が出ることはないです。
また、触ることができるアイテムとオブジェクトが判別しづらいので、
設定→全般→重要オブジェクトの発光をオンに変更するとプレイしやすいです。
(デフォルトはオフだったと思います)
操作感
もともと私は酔い耐性があまりあるほうではないのですが、
ほとんどのFPSゲームは酔わずにプレイできます。(一部のゲームは酔います)
Obductionは探索が多いゲームであるにもかかわらず、操作中にすごく酔いました。
これが一番つらかったです。
一人称視点ですが主人公の体や腕が一切見えないので、浮遊感がすごいのが
原因なのかな、とプレイ中に思ったりしました。
一応、設定→コントロール→ナビゲーションタイプ→フリーロームから
ポイント&クリックに変更すると移動中の視点が固定されて酔いづらい、というのも
調べて試してみたのですが、これはこれで操作の自由度が低く、
プレイしていてもどかしさを感じました。
結果的に、フルスクリーンをやめてウィンドウにすることで
プレイできるようになりましたが、わりと強引な解決方法になってしまいました。
PS4版の公式サイトを運営しているサンソフトの方も酔いについては
認識しているようで、サポートにも書かれています。
本編とは関係ありませんが、この回答はゲームに対する愛情が感じられて
ほっこりしました。笑
雰囲気
序盤はそこそに不気味な雰囲気で、相変わらずNPCはほとんどおらず
荒廃した世界観で楽しめました。
NPCが実写なのも、なかなか気味が悪くて味が出ています。
ですがマップを移動していくと次第にSF感が増していき、景色も明るく
不気味さはどんどん減っていくように感じました。
プレイしたのが子供の頃だったので、自分の中で多少大げさになっている気もしますが
「MYST」は終始不気味な記憶だったのでその点は残念です。
ちなみに私は、ハンラスという最初のマップが一番好きでした。
人が生活していた面影はあるのに肝心の人が見当たらないという、
日常的で身近な怖さがあって良かったです。
謎解き
とにかく、歩かされることが多い印象でした。
謎解きゲームは失敗してやり直し、を繰り返すことが面白いと思っているのですが、
謎解きが発生している場所から試す場所までの距離が遠いことが多く、
繰り返しが面倒で気軽に試せなかったのは残念です。
前述した酔いがもう少しひどくなかったら、もしくは歩く速度がもう少し
速ければ、ストレスは少なかったのかもしれませんが。
特にカプターは道も複雑で、今いる地点から行きたい地点が見えないことが
多かったのであまり好きになれませんでした。
さっぱりわからない箇所がいくつかあったので、その時はこちらの
探索ガイドを見ながらプレイしました。なんとストーリーの最初から最後まで
攻略を網羅しており、PS4版用ですが、内容はPCと同じです。
探索ガイドにはただ攻略方法が羅列されているのではなく、クリックしないと
核心的な部分は表示されないようになっていたり、創意工夫が見られて
かなりの親切味を感じます。
謎解きで私が一番苦しめられたのは、ヴィレインパネルでした。
というのも最初のメモを読み飛ばし、ポッドまでなんとなく
操作してしまっていたので…汗。
説明書きの写真を撮るのも忘れていたので、こればっかりは探索ガイドを頼らないと、
ずっとクリアできなかったと思います。
ゲーム内にはスワップというマップ間をワープする仕組みがあって、
中盤からはそれを利用する謎解きが多いのですが、少し面倒でした。
巨大迷路もスワップが面倒でしたが、着想は面白いと思いました。
こんな風に、スワップのロード時間を長く感じさせないような演出もあります。
ですが、さすがに謎解きで何度も繰り返すと、どうしても面倒になってしまう…。
雰囲気の不気味さが減ってしまったのは残念ですが、グラフィックは綺麗で
どちらかというとSF寄りの雰囲気だと思ったので、
好きな方には刺さるゲームなのかもしれません。
のんびりプレイしても総プレイ時間は28時間だったので、時間が空いた時に
ちょこちょこ進められるゲームとしては良いと思います。
今回はここで終わります。
ご一読いただきありがとうございました。